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うっかり失効顛末記 技能試験編その壱

いよいよ午後から難関の技能試験。
貸車料として1,000円の印紙を貼り、
手続きを済ませ、昼食を取り、1時前に技能試験の待合所へ。

1時にA教官が登場し、乗車前の諸注意を説明する。
乗り場をスタートしてコース内は減点の対象ではなく、
免許センターの出口にスタートラインがあり、
そこに一旦停止し、そこから先が減点の対象になる。
教官の誘導で、あるスタート地点まで走行し、
そのスタート地点から免許センターまでは
受験者が順路を自己申告し、ただし右左折を1回ずつ入れ、
その順路で免許センターまで帰ってくる。
100点満点中70点で合格。
減点が30点未満であれば、
路上から帰ってきてから免許センターのコース内で
縦列駐車か左右どちらかの方向転換(いわゆる車庫入れ)のうちの
一つをやって、ゲートに帰ってくるとのこと。
縦列駐車は縁石に平行に停車させてから行うこと。
方向転換は1回の切り返しは減点の対象ではないこと。
路上で減点が30点を超えたら縦列駐車や方向転換は
やらずにゲートに戻るとのこと、等々…

ひととおり説明が終わると
乗車順に名前を呼ばれ、(僕は2番目…)
走行するコースの番号が書かれた
免許センター周辺の地図を渡される。
その地図の裏に
縦列駐車か左右どちらかの方向転換のうちの一つが
書かれている。
僕は3コースで左方向転換。
路上は比較的簡単と思われるコース。
方向転換が今ひとつ自信がなく心配…

A教官がゲートに車をつけ、
最初に乗車する人の後部座席に乗り、
最初の人の運転を静かに観察…
バックミラーとドアミラーを確認後にウィンカーを出し、
直接黙視したあと、ハンドルを切っている…
無事路上コースから免許センターに帰還し、
方向転換のT字に行くように促され、
方向転換も一発で成功。
ゲートに戻ると僕は降りるよう指示され、
その受験者も降りて助手席側に来るように指示され、
何の注意を受けず、仮免許を渡された。合格だ…

いよいよ自分の番となり、
次の受験者が後部座席に乗り、
車の前後を確認し、ドアを閉める前にも
一度後方を黙視してからドアを閉める。
シートやバックミラーの位置をを合わせ、
エンジンをかけると「用意ができたら発車しなさい」とのこと。
ゲートをスタートし、コース内を右折の指示…
緊張していたのかうっかり内がけでハンドルを切ってしまい、
教官にもしっかりと見られていたようだが、
慌てて10時10分に持ち替え、危うい滑り出し。
教官の指示通り、スタート地点に向かい、
スタート地点から自己申告した順路で
1番目の人と同じように運転したつもりで免許センターに帰ってきた。
免許センターに入るとT字に行くように指示され、
「もしかしたら1回目で合格?」と甘い囁きが頭をよぎった。

方向転換はギアをバックに入れ、
後方を黙視で確認し、ハンドルを切って
アクセルを少しずつ踏み込んだが
すぐに曲がりきれないことがわかったので、
ギアをDに入れ、切り返し…
再びギアをバックに入れてハンドルを切ったが
なぜかまた曲がりきれず、痛恨の切り返し2回目…
ようやく車庫に入ったが、心配したとおりうまくいかなかった。
「はい、それじゃゲートに戻って…」

不合格の場合はゲートで運転席に座ったまま、
教官からひとことワンポイント注意を受けて
助手席の窓越しに仮免許ではなく、
運転席で申請書を渡される。
僕のワンポイント注意は
「左側の直接黙視はしていたが、
右側の直接黙視をしていなかった。
次回がんばって…」とのこと。
それなら思わせぶりに方向転換やらせないで
ゲートに戻してくれればいいのに…

技能試験に不合格になると次の試験日の予約をして帰るように指示され、
窓口にいくと、「次は9月19日まで空いていません…」
期限が残り少ないが仕方なくその日を予約し、
帰路についたが、全身がドップリと屈辱感に覆われ、
誰とも話したくない、誰とも会いたくないという思いでいっぱい…
その屈辱感から回復するのに一週間くらいかかった。
by par72_hdcp36 | 2006-11-04 22:55 | Car | Comments(1)
Commented by SHIBBY at 2006-11-05 23:17 x
こんばんは。
ブツ届きました!本当にありがとうございます。
僕のほうもいろいろお送りいたしますので、お楽しみに!
明後日くらいには発送できそうです。

僕も大型免許なかなか通らなかったので、よーくわかりますよ!
続きに期待しています!
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